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1級土木実地試験のQ&A
日時: 2005/10/25 17:46
名前: 教育事務局

大変遅くなりましたが、1級土木実地試験の解答・解説を公開しました。
是非参考にして下さい。
http://www.o-think.co.jp/sokuhou/sokuhou.htm

なお、ご質問はこの掲示板に書き込んでいただきますよう、よろしくお願いします。

また、メールで頂戴しましたご質問も、その概要をこの掲示板に記載しますので、参考にして下さい。
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Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.1 )
日時: 2005/10/18 15:11
名前: 教育事務局

以下の質問をメールで頂戴しましたのでお答え致します。

【質問】
問題3の設問2で 鉄筋の重ね合わせ部を0.8mm以上の焼なまし鉄線で緊結するとありますが、0.9mm以上との表現も他の本であります。設問2の@は間違いなのでしょうか?実際の共通仕様書で0.9mmと書いた共通仕様書があるようです。どのように考えれば良いでしょうか?

【解説】
コンクリート工事に関する基本事項は、土木学会の「コンクリート標準示方書」が基準になります。
発注者によっては「コンクリート標準示方書」より厳しい条件に規定することもあります。
そのため、実際の工事では発注者の基準に基づいて施工することになりますが、試験の解答では標準となる「コンくりート標準示方書」に基づく必要があります。

コンクリート標準示方書P133「鉄筋の組立」では以下のように定められています。

(2)鉄筋は、正しい位置に配置し、コンクリート打込み時に動かないよう堅固に組み立てなければならない。このため、必要に応じ組立用鋼材を用いなければならない。また、鉄筋の交点の要所は、直径0.8mm以上の焼なまし鉄線またはクリップで緊結しなければならない。

したがって、問題の「0.8mm」は正しいといえます。




Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.2 )
日時: 2005/10/18 15:11
名前: 教育事務局

以下の質問をメールで頂戴しましたので、お答えします。

【質問】
問題3の〔設問1〕の (ロ)、(ハ)の解答について問題文の中に「コンクリート標準示方書」により解答しなさいと記載されてないので、(ロ)と(ハ)の解答は、「凍結・融解に対する抵抗性」「水密性」「耐久性」「作業性」の中から選択すればいいと思うのですが・・・
試験が終了してもこの問題だけが納得いかず、いろいろ書店でテキストを調べましたが、どれも正解だと思います。試験官の判断や現場での知識不足で、正解にする人と不正解にする人がいるのではないかと心配です。

【回答】
ご質問に対して私の個人的見解を述べさせて頂きます。

この設問は混和剤を使用することによる効果について記述さています。混和剤を使用することにより「単位水量を低減できる」「耐凍害性を向上できる」「水密性を改善できる」ことが基本だと考えられます。

ご質問では「耐久性」「作業性」も向上するのでは?ということだと思いますので、以下にその考えを記載します。

Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.3 )
日時: 2005/10/18 15:12
名前: 教育事務局

 まず「作業性」については「ワーカビリテイが改善されて単位水量が減じる」と設問にすでに記載されています。ご存知のとおり「ワーカビリテイ」は「作業性」そのものといえます。したがって(ロ)(ハ)の解答として「作業性」は不適切であると考えられます。

 また「耐久性」については、単位水量を低減した結果としてその向上に寄与できるわけですので、混和剤の使用による直接的効果というより、単位水量の低減の結果期待できる副次的効果といえるのではないでしょうか。なおかつ、耐久性の向上を図るには「使用材料」「配合」「設計」「施工」面で総合的な対応が必要であり、単位水量の低減だけで耐久性を向上させることはできません。

 設問は混和剤を使用することにより「単水量の低減」以外に、あと2つどのような効果があるかを問う問題です。

「耐凍害性」は独立した多数の微細な空気泡の効果で向上するものであり、混和剤の直接的な効果といえます。また、「水密性」は混和剤の使用によりブリージングが減少して改善できますので、これも混和剤の直接的な効果です。
したがって、(ロ)(ハ)に記述すべき用語は「耐凍害性」と「水密性」になります。

 次に、(ロ)(ハ)のどちらにどの用語を記載すべきかは判断が異なるところですが、恐らく以下のように考えるべきなのでしょう。

(ロ)は向上するものであり、(ハ)は改善するものです。「向上」は大きな効果を意味し、「改善」は少しの効果を意味しているものだと判断だきるのではないでしょうか?
とするならば、大きな効果が期待できるのは「耐凍害性」であり、少しの効果が期待できるのは「水密性」ということになります。
この理屈から考えると(ロ)は「耐凍害性」で(ハ)は「水密性」ということになるのでしょう。
Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.4 )
日時: 2005/10/18 15:12
名前: 教育事務局

【結論】
 納得されないかも分かりませんが、私の個人的見解としての結論は、(ロ)「耐凍害性」、(ハ)「水密性」でないとだめだと思います。

【感想】
 なにか、すっきりしない問題でしょうが、「コンクリート標準示方書」に記載されている内容がそのまま掲載さているわけですので、「コンクリート工事に携わる技術者はコンクリート標準示方書の内容を熟知しておく」必要があるでしょう。
 いずれにしましても、国家試験ですので曖昧な採点は無いと思います。とするならば、「コンクリート標準示方書」の内容を正解として考えるのが妥当だと思います。
 「コンクリート標準示方書」は有識者の方々が作成された「コンクリート技術に関する法律」のようなものですので、試験問題に「コンクリート標準示方書では・・」と記載されていなくとも、その内容がベースになっていると考えるのが自然だと思います。

皆様のご意見をお願いします。

Re: 1級土木実地試験の解答・解説を公開しました ( No.5 )
日時: 2005/10/17 10:05
名前: 教育事務局

以下の質問をメールで頂戴しましたので、お答えします。

【質問】
問題5〔設問1〕の解答で、つぎのように記入しました。
(イ)根入れ→根固め
(ロ)根がらみ→振れとめ、ずれ防止
(ホ)緊結金具→緊結金具、溶接
安全衛生規則の条文なので、近い表現の言葉でも完全に×となりますか?
△の採点ていうものはありますか?わかれば教えてください。

【回答】
(イ)根入れ→根固めについて
   土木用語辞典では根入れは下記のように説明されています。
   根入れ:くい、矢板、擁壁などの地中に入っている部分
   それに対して、根固めはH鋼、杭材の先端部分にモルタル等を注入補強する
   場合などに使用されており、設問内容から正解とするには難しいと思います。

(ロ)根がらみ→振れとめ、ずれ防止について
   土木用語辞典では根がらみは下記のように説明されています。
   根がらみ:足場組立てにおける建地、または柱・支柱などの根元を固定するために、
        相互に水平材で連結すること
   それに対して、振れとめ、ずれ防止は措置の方法であり、
   設問内容から正解とするには難しいと思います。

(ホ)緊結金具→緊結金具、溶接について
   緊結金具、溶接については正解とみなされると思います。

なお、上記は〇×の選択でなく記述問題のため、同等の意味を持った記述内容によっては
△の採点の可能性もあるかと思いますが、正解や採点基準が公表されていないため、
確認をとることができません。ご了承下さい。


Re: 1級土木実地試験の解答・解説を公開しました ( No.6 )
日時: 2005/10/17 10:13
名前: 教育事務局

以下の質問をメールで頂戴しましたので、お答えします。

【質問】
問題3の〔設問2〕で、(鋼製スペーサーを使用する。)という問題があったと思いますが、
答えに(プラスチックスペーサーを使用する。理由・・鋼製だと腐食の原因になる為)
と記入したのですが、×になるのでしょうか?

【回答】
ご質問の〔設問2〕のEについて、回答させていただきます。

この問題のポイントとしては、
 @型枠に接する
 A腐食環境の厳しい地域     の2点となります。

@については、鋼製スペーサは腐食、プラスチック製スペーサはコンクリートとの熱膨張率の
相違、付着および耐荷力不足等の問題があり使用しないことになっており、型枠に接する
スペーサはモルタル製あるいはコンクリート製を使用することを原則としています。

Aについては、腐食環境とは、劣化しやすい環境ということになり、コンクリートとの
付着に問題がある、プラスチック製スペーサでは、内部の鋼材を腐食させやすいことに
なります。また、鋼製スペーサは若干の防錆処理が施されていますが、@での理由と同じで
使用できません。

ご質問の内容としては、「鋼製スペーサだと腐食の原因になる」というのは、正しいのですが
「プラステック製スペーサを使用する」というところは、不適当な内容になります。

そこで、この解答がどのように採点されるかについてですが、
設問の「適切でない番号」「その理由」については、正しく解答されていますので、
不正解にはならないかと思いますが、記入内容に対して、どの程度の減点が加えられるのか
(また、減点対象にならないのか)は、採点基準などが
公表されていないため、確認することができません。

最終的に明確な回答にならず、申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.7 )
日時: 2005/10/22 07:23
名前: 目指せ1級

質問です。

問題4の設問2でヒストグラムによる(略)その見方についての留意点について。

答)1.2山になっていないかの確認。(他の母集団のものが混じっている可能性あり)
  2.分布の位置は適当かの確認。(分布の位置が上下限値どちらかにかたよっていないか)

上記のように解答したのですが設問にある”簡素に記述”という意味では書きすぎでしょうか?

よろしくお願いします。
Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.8 )
日時: 2005/10/24 08:52
名前: 教育事務局

目指せ1級 様

ご質問、ありがとうございます。

さて、ご質問の件ですが、
記述された内容は、解答のしかたとしても妥当な範囲だと思いますので、問題はないと思われます。

以上、よろしくお願いします。
Re: 1級土木実地試験のQ&A ( No.9 )
日時: 2005/10/24 22:12
名前: 目指せ1級

さっそくのレスありがとうございます。
試験後から気になってたことなんで
レス見て安心しました。

ありがとうございました。

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